福祉医療研修会が開催されました。
平成22年11月19日(金) 午後7時半 第3回 福祉医療研修会が開催
されました。
(1)演題「訪問歯科診療における歯科衛生士の役割〜要介護者を支える〜」
講師 介護支援専門員・北九州市保険福祉事業協力衛生士 本田 恵利 氏
(2)演題「摂食嚥下障害患者診療を通じての体験」
講師 福岡県歯科衛生士会 会員 土肥 舞子 氏
今回の福祉医療研修は、スタッフ研修会「要介護者を支える」とし
て、要介護者の口の環境を整え「食べる」意欲を「生きる」意欲へ
とつなげていけるように支援していくために、家族、周りにいる介
助者、医療従事者が、その障害にいち早く気づき、症状の重症化さ
せないように環境を整えていく必要があります。その為のアプロー
チの方法等を実習を交えて解り易く解説して頂きました。
実際の現場では「摂食嚥下障害患者診療を通じての体験」では、胃
瘻患者が、衛生士の献身的な摂食機能療法を通じて、再び経口摂取
が可能となった症例を挙げ、寝たきりの重度障害の患者に摂食・嚥
下障害の治療は医療連携チームとの協働がいかに大切であるかを、
改めて認識させられました。
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