平成24年10月22日　午後7時半より小倉歯科医師会館に
て九州歯科大学公開講座が開催されました。講演は､
「安全に治療を行うために」と題して　九州歯科大学
歯科侵襲制御学分野教授、渡邉誠之先生にお話し頂き
ました。

まず、専門分野である麻酔について一般的な内容をお
話し下さいました。慢性閉塞性肺疾患（COPD）につい
て、歯科治療中の心筋虚血について、詳しくお話し下
さいました。

日本が高齢社会になり、歯科の患者も高齢者を治療す
ることが多くなってきたこと、高齢者の持つ様々な疾
患をよく知り､対応していくことが重要であること、麻
酔を使った治療でよくある合併症、周術期治療の循環管
理、血圧などのモニタリングの重要性などについてお話
し下さいました。

渡邉先生は、医師であり、様々な難症例についても気軽
に紹介して頂きたいと丁寧にお話し下さいました。