学術・学校歯科研修会が行われました。
平成25年8月21日、小倉歯科医師会館にてアナフィラキ
シー補助治療剤「エピペン」についての講習会と北九
州市における歯科口腔保健事業に関する研修会が開催
されました。
まず、ファイザー株式会社医療推進部の城埜純平氏
より、疫学として日本でのアナフィラキシーによる死
亡例数についてお話がありました。そしてそのアナフ
ィラキシーの補助治療剤であるエピペンの特徴や使用
方法、保存方法などについて説明していただきました。
講習会のあとにエピペンの使用医師登録を行いました。
続いて学校歯科保健委員会委員の吉永圭先生より
乳幼児の検診に関するお話をしていただきました。
北九州市は3歳児のむし歯が政令市でワースト1で
あること。
そして健診の受診率が低いという現状を話されました。
1歳6カ月児から3歳児にかけて齲食が急増すること
が報告されており、その予防に健診後の適切な指導が
必要です。齲食のリスク要因、予防に大切な生活習慣、
予防処置等について説明していただきました。日常の
健診の充実にいかしていければと思います。
今回も関心の高さより多くの参加者があり、熱心に聞
き入っていました。
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