学術・福祉医療研修会が行われました。
平成25年11月20日 小倉歯科医師会館にて、第1回学術・
福祉医療合同研修会が行われました。
一人では出来なくとも集まれば出来る事もある。会として
何が出来るのかを考えていきましょうと、荒牧会長の挨拶
から始まり、島田先生、中村先生より、各委員の紹介があ
り、講演に入りました。
今回の演題は、開業歯科医院で診る障害者歯科。
講師に長年障害者歯科に携わってこられた緒方 克也先生
を招き行われました。
障害者歯科が発足したのは、1970年代から大阪、京都にセ
ンター方式とされる診療所が出来たのをはじめ、今では85
%以上の都道府県歯科医師会が行ってきています。しかし、
地域によっては浸透されていないところもあります。
障害を持っている方々も近所の歯科医院に通いたいと思っ
ています。そこで求められる事は、地域歯科診療所の役割
です。
ポイントとして無理なく、無駄なく、無視なしの3つがあ
げられます。
障害を持った方々と共に生きる。どんな障害を持っていて
も、誠意と、正確なる知識を持つことで対応できる。
地域歯科診療所が、こういった気持ちをもち、疾病の予防
や健康維持、増進のための活動を考えていく事を今求めら
れています。
具体的には、歯磨き訓練、連携医療(その人の健康を維持す
るため)、医療連携(歯科大へ送ったり)や福祉との連携(認
知症等の疑いがある方がいると地域包括センターに電話)を
もつことです。
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