学術講演会。
平成26年12月10日水曜日午後7時30分より、
小倉歯科医師会館大会議室にて、学術講演会が行わ
れました。
開会は担当理事の中村貢治先生、荒牧会長より挨拶
をいただき、樋口克彦先生による「苦手克服、総義
歯治療」の講演会が始まりました。
樋口先生は松本歯科大学を平成8年に卒業、平成18
年に開業されて今日まで、様々なスタディーグルー
プに参加され多くの仲間とともに歩んで来られてま
す。
今回は総義歯についての講演です。
総義歯で一番大切なのは診査診断を行うこと。
今、患者さんとのトラブルも多い時代。ここがまず
第一歩です。と語尾を強めます。
総義歯の一連の流れをわかりやすく、テーマ別に
講演がすすみました。
粘膜面の適合、正確なセントリックの付与、適正
な咬合様式の付与。
動画、写真を織り交ぜて、楽しい講演でした。
細かな技術、チェックの仕方などこと細かく教え
ていただきました。
更にCAD/CAMシステムで総義歯を作り始めている
ところがあるとの報告がありました。
今後、時代は大きく変わっていくでしょう。と
の見方を示しその上で、基本をしっかりおさえ
ておくこと。色々な先生との連携。患者さんと
一緒により良い物を作っていくという考えを持
ち、チャレンジ精神で臨んでいくことの大切さ
を訴えて、講演を終えました。
技術が劇的にすすんで来ています。楽しみですね。
真理、原則を身につけ、数多く治療を行ってい
きましょう。
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