がん患者歯科医療連携研修会が行われました。
平成30年3月15日(木)午後7時30分より、がん患者歯科医療連携推進事業研修会が行われました。
会長挨拶の後、小倉医師会 勤務医部会理事 中島先生より挨拶をいただきました。
研修として九州労災病院 がん看護専門看護師 岩崎 玲奈 先生より「九州労災病院のがん治療の現状と今後のがん治療周術期の口腔機能管理の在り方」という演題で講演していただきました。
九州労災病院では小倉南区、京築地区を中心に広い範囲からがん患者さんが来院され、治療とともにその後のメンタルケア ソーシャルワーカーによる支援 がんに関する啓蒙活動等いろいろな取り組みをされているようです。
また地域の病院との連携を推進するため地域医療連携室を設置しているそうです。
周術期の口腔管理は、術後の予後を良好にするのに大変有効です。九州労災病院の先生、看護士、患者さんの周術期口腔ケア連携の関するアンケートを紹介されました。まだまだ連携は強いとはいえず連携強化のためのシステムづくりが重要になります。
他職種の方の歯科医とは違った見方や考え方を聞く機会になり、有用な研修会になりました。
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